ファシリテーションを体験する
対話の場をどなたでも体験していただけるように、不定期にイベント・ワークショップを開催しています。
様々なテーマで開催していますので、ご自身の関心がある内容のイベントがありましたら、ぜひ「他の人と対話してみる」という経験をしにいらしてください。
私自身が1人で主催することもありますが、多くの場は他のファシリテーターと共催している場になります。組むファシリテーターによってテーマや場の構成も大きく変わりますので、ぜひそちらもお楽しみください。
死の対話〜死を見つめることは、生を見つめること〜
2018年1月より恒例イベントとして行なっている「死の対話」。
公式Facebookからも詳細をご覧いただけます。
普段、表立って話題にすることが少ない「死」というテーマで対話を行う場。
身近な人を亡くした方、自分の死について考えてみたい方、死から自分の生き方を考えてみたい方など、これまで述べ100人以上の方にご参加いただいています。
回によって、医療関係の方に話をしていただいて、そこから話し合いをしたり、参加者の方同士で話し合うだけの回があったりと、アレンジしています。
参加者の声
いずれも驚くほど豊かで温かな時間でした。死について語り合いつつも、希望のようなものが見え隠れしたり、持ち帰ったのが生命への讃歌だったり・・・。
見知らぬ人とこういう話をしてもいいんだということに気づかされた。死について話すことは普段何となく避けていたけれど、周りの人に大切に聞いてもらえてとても温かい気持ちになりました。
医療現場で働いているのですが、死について同業の人ではない人と話をしてみたくて参加しました。死が身近にない人の嘆いたり、慈しんだりする気持ちを聞いて、自分の仕事にまた新しい感覚が湧いたのと、周りの人に関心を持って聞いてもらえて嬉しかったです。
過去の開催レポート
共催者紹介
死の対話は、組織と自然を結びつける数々のイベントを手がけるファシリテーター、INTEG代表の佐々木薫さんとの共催です。 自分の在り方を深める「Standing in the fire」というワークショップや「Being SOLO」という自然の中での内省体験など、ご自身でも数々のワークショップを手がけていらっしゃいます。プロの翻訳家でもあり、またドラムサークルの第一人者でもある薫さんはファシリテーターとしても場を見る経験が豊富で、話し合いの設計スキルも、即興的に介入するスキルも非常に高い方です。 特にナイーブで繊細なテーマを扱うときにいつも力をお借りしています。
INTEGのホームページ
今後の開催スケジュール
現在、公開講座は不定期開催となっております。開催の際には、こちらのページまたはSNSなどで告知させていただきます。また、講座に関するお問い合わせやリクエストがありましたら、こちらのフォームよりお寄せください。
寝待月の円坐
2016年7月より毎月行っている寝待月の円坐(えんざ)。
この場だけは他の対話系のワークショップと異なり、テーマなし、目的なし、プログラムなしという「非構成」の場です。 和室に集まって坐り、一緒の時間を過ごす、決まっているのはそれだけで、話したいことがあれば、話してもいいし、沈黙していてもいいという、ちょっと不思議な時間です。
参加者の声
肌感覚で感じる普段経験しない時間を過ごし、『意味づけがない』事の意味を考える自分が居たり。過去に似たような感覚あったっけ?と考えても・・・見つからない、初めての経験をしました。
知っている人もいない中、何も話してもよいという場なので多少困惑がありましたが、自然と実りある時間になったと思います。ああいう対話の時間を他の場所でも持ってみたいです。
円座では根源的なレベルで自分が能動的になれるのかを問われる気がします。 自分がどれだけ日常の場で「他者から求められている」とか「他者が受け止めてくれる確信がある」ということを足場にして初めて動けていただけ、言葉を発することができていただけ、という現実に向き合うことができました。
過去の開催レポート
共催者紹介
寝待月の円坐は、円坐やミニカンなど、主に「きく・みる・はなす」を探求するワークショップを多数手がけるOrdinary World代表の中尾聡志さんと共催です。年間100以上のワークショップを開く実践家の聡志さんは、私から見ると、深く自己内省をし、自分自身にどこまでも誠実な言葉を使う方です。人と関わり合うことを深く探求する場を開きたいときには、ぜひ力を借りたいと思っているファシリテーターです。
Ordinary Worldのホームページ