オンライン対話のその先へ! 変化の時期の私たちの暮らしシリーズのハーベストをご紹介

2020年7月3日

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オンラインで対話する機会がある方へ

今回は5〜6月にTomoniが主催で実施した「変化の時期の私たちの暮らし」についてオンライン上で対話をする3回シリーズのレポートです。3回実施してみて、ハーベスト(その場から生み出したもの、記録の一部)をまとめてみました。オンラインツールを使うことの良さの1つは、記録・共有のしやすさにあると思います。もちろん、話し合いの雰囲気そのものだったり、体験をしないと味わえないこともありますが、実施の様子の一端でも伝えられると嬉しいです。

オンラインOST第3段!

第1回、第2回とシリーズで開催していたオンライン対話の可能性を探る 〜カオスを生きる、変化の時期の私たちの暮らしシリーズですが、3回目の学び編を開催しました。 手順はこれまでと同じなのですが、3回目は一番参加者の多様性が高かったように感じます。(1回目はどうしても、私たち主催者のつながりで参加する人が多く、徐々に過去の参加者の感想がSNSに上がったり、こういったレポートの雰囲気を見て参加してくれる人が増えてくるからです。)

 

今回は学びというテーマで行ったのですが、下記の5テーマで話し合いをしました。

  • オンライン教育はどのようにデザインされるべきか?
  • フラットな組織について考える
  • 様々なオンラインの学びの場をどう選ぶ?
  • 大人と子どもが関わってどんな学びを作るべきだろう?
  • 学びの循環の仕組み、どうしたらいい? 皆が同じく学び合えるには?

 

今回はオンラインのボードをGoogle Jam boardにしてみました。

今回は割と話し合いをする人数に差があったかな…? (大人数のテーマも、少人数のテーマもありました) 下記にも記載しましたが、3回目ということで特に連続して参加してくれた人はOSTに慣れてきたこともあり、自分が話したいテーマで自由に話せていたのではないかな?と感じています。

 

特に、このイベントが終わった後も翌週継続して話し合いを開いたグループもあり(!)、これは主催した側として本当に嬉しかったです。

 

3回連続で実施したことで見えたもの

今回は、3回シリーズとは言ったものの連続参加が必須ではなかったので、3回参加してくれた人も、1回だけ参加してくれた人もいました。そして今回、私たち自身も3回実施してみたことで見えてきたことがいくつかありました。

テーマそのものを深めることができた

まず、今回の趣旨として緊急事態宣言期間中で、これまでと生活、働き方を変えざるを得なくなっている私たちが、この先どうしたいか、何を大切にしていきたいかを探るために場を開いていました。 大きいテーマについて、視点を変えて3回実施してみたことで連続で参加した人からは「徐々に深まった感じがあった」という声をいただきました。 私自身も、各回少しずつ話し合いに参加しましたが、視点を少しずつ変えて話せたことで何を大切にしたいかが少しずつ確かになる感覚がありました。

 

参加者同士で助け合うことができた

個人的に嬉しかったのが、前回参加してくれた人が初参加の人に、Spatial.Chatの使い方を説明してくれたり「こうすると良いかもです!」と伝えてくれたりと助け合いが起きていたことです。 これは、ただ単に参加者に恵まれたっていうだけの話ではあるのですが、連続することで、参加者の参加度合いにもグラデーションが出て良いなと感じました。

 

自由意志で動きやすくなった

今回実施したOST(オープンスペーステクノロジー) は自由にテーマをあげて、自由にグループを組んで話し合いをする方法です。OSTでは一人ひとりが自分に「その場に貢献できているか?学べているか?」を問いかけ、ちょっと違うなと思ったら、自分の心に従って行動するという原則があります。

 

つまり、今話しているテーマの内容が自分が関心がない方向へ行ってしまい、「他のテーマも話してみたいな」という気持ちが湧いたとしたら、話し合いの途中に自由にグループを抜ける(ことを推奨されている)という意味です。

 

これが、対面だといくら「自由にグループ変わってくださいね」と伝えたとしても、やっぱり「抜けづらいな」と感じてそのまま話し合いに参加し続けるということがあるのですが、今回使ったSpatial.Chatで徐々に輪から離れていくことができるため、対面の話し合いよりグループ間の移動が起きやすかったです。

 

そして3回実施したことで、複数回参加した人の中には「動いて良いんだ」という感覚も生まれやすくなり、OSTが本来目指している話し合いができたんじゃないかなと思っています。

ハーベストボードをご紹介!

今回、せっかく3回連続で実施して、いろんな話をしたので3回のハーベストボードを公開してみました。ぜひ、参加した人も参加しなかった人も「どんな話し合いがあったのか?」キーワードを見にきてください。

 

ハーベストって何?

ハーベスト(=Harvest)とは、端的に表現すると「その場から生まれたもの」を意味します。その場の感触、雰囲気、話し合った内容が、参加者にとっては思い出しやすいものとして残す。参加していない人にとってはその一旦を伝えるためのものです。今回は話し合いに使ったグラフィックレコーディング、開催レポート、3回を通して見えてきたことをまとめてみました。

今回、3回チームで主催をしてみてオンラインで対話をすることの可能性は、その方法の探求を含めすごく広がりました。主催のために力を貸してくださった方、参加してくださった方、本当にありがとうございました!

この記事を書いた人

玄道 優子 ー 対話支援ファシリテーター

「自分の本音に気づき、それを大切に生きる」ための対話支援ファシリテーター。対話の場を設計したり、主催したり。いろんな組織の「大切な話し合い」をサポートします。現在、力を入れているのは #わたしのリズムを生きる 対話のプロジェクトを進めること。

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