プロアクションカフェ

2020年3月24日

プロアクションカフェ

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プロアクションカフェとは?

プロアクションカフェとは、参加者がテーマオーナーとサポーターに分かれ、グループを変えながら3回の話し合いを行い、テーマオーナーのアイデアやプロジェクトを発展させていく話し合いの方法です。

 

2010年頃、Art of Hostingの創始者Toke Møller氏らによって日本に持ち込まれたそうです。 ワールドカフェOSTをアレンジして開発された方法で、テーマオーナーが次のアクションにつなげやすくなるように枠組みが作られています。

 

代表的な手順は、下記のような流れです。

プロアクションカフェ

Illustration by  藤田ハルノ text Inc.

 

ワールドカフェのように話し合うメンバーを変えながら20分×3回の話し合い (*標準的な場合)を行いますが、それぞれのラウンドで話し合うテーマが決まっていることが特徴です。

 

<プロアクションカフェの基本の問いかけ>

    1. What is the quest behind the question/project?
    2. What is missing?
    3. What did I learn? What next steps will I take?

 

上記の問いかけがベーシックなもので、日本で実践している人は上記の問いかけの訳を自分で考えたり、より良い表現に変えたりして行っています。1ラウンド目が背景・想いを明らかにするための時間、2ラウンド目が実現に向けて明らかにすることを話すための時間、3ラウンド目が次の行動を生み出すための時間という考え方です。

 

プロアクションカフェを実践してみたい方へ

プロアクションカフェはまだ、他の手法のように本は出版されていませんが、大まかに手順が定められている分、取り入れやすい方法の1つだと考えています。

 

過去に企業の公開セミナーとして隔月に1度プロアクションカフェを行う場を作っていました。よろしければご覧になってみてください。

プロアクションカフェをやるのは何のため? 組織のコミュニケーションを変えるには、手法を通じてプロセスを変えてみることだ。

 

また、企業の部署ミーティングなどで、状況によってご提案させていただき実施させていただいたことが何度もあります。自組織で取り入れてみたいという方はぜひこちらからお問い合わせください。

この記事を書いた人

玄道 優子 ー 対話支援ファシリテーター

「難しい対話を見えやすく、触れやすく。小さな声を掬いやすく」自分の生きる場を他人任せにしない人に向けて、「これをやりたい!」を生み出せる場づくりを支援します。ITコンサルタントからキャリアチェンジ/多国籍やオンラインの場づくり/Miro革命出版準備中  /IAF Japan chapter 理事

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