「話をきく」ことは前に進みたい人にできる最大のサポートである
2020年9月24日
応援しあうような話し合いをオンラインでしてみたい方へ
ウェビナー以外のオンライン上の取り組みも増やしたい!
新型コロナウィルスの影響で、オンラインのイベントは一気に増えました。しかし、その多くはウェビナー形式 (配信される内容を聞くイベント) であり、参加型の場づくりをしている私としては、もっとインタラクティブな場(=参加者同士のやりとりが多い場) を主催していきたいなと思っていました。
過去にこのブログに載せているオンラインワークショップの開催レポートも、インタラクティブな場のものばかりですが、今回TOMONIを一緒に運営しているゆうやさんとオンライン上で「これに取り組みたい!」という人と、それを応援したいという人をつなげる場を作ってみようとトライすることにしました。
事前に「自分の取り組みに力を貸して欲しい」という人に立候補してもらい、その人をサポートする人を当日のワークショップの参加者として募るというもの。ワークショップ当日はプロアクションカフェという話し合いの方法で、プロジェクトオーナーの取り組みに対して、質問したり、アドバイスをしたりして取り組みを発展させていくという方法を実施する予定です。
まだ名も無いプロジェクト 〜これからの取り組みを作るオンラインサークル〜とは?
今回のワークショップは「まだ名も無いプロジェクト 〜これからの取り組みを作るオンラインサークル〜」と名付けました。 というのも、何かを始めるときには、「まだ形ができていない段階」で話を聞いてもらえる人がたくさんいることが、大切だと考えているからです。
オンライン上で行うことで、地方での取り組みに、都内の人がアドバイスしたり、またその逆が起きたりということが生まれたらいいなと妄想しています。 今回、Padletというツールを使ってこのプロジェクトの概要を紹介してみました。
今回はイベントページに参加ボタンを押す+こちらのボードを見て、どこかのオーナーの方のところに名前を書いてもらうで参加申し込みになります。
それぞれのオーナーの方が取り組んでいることを簡単に書いたボードも用意してますよ〜!
10月24日はプロアクションカフェという方法で、オーナーの活動を発展させるための話し合いをやってみようと考えています。
「話をきく」ことは前に進みたい人にできる最大のサポート
正直に書きますが今回、このまだ名も無いプロジェクトを始めようとイベントページをリリースしたときに、プロアクションカフェを知っている人と知らない人では反応が分かれました。対面でプロアクションカフェを経験したことがある人はオンライン上での新たな取り組みに関心を持ってくれる人が多かったのですが、やったことがない人にとっては「サポーターになるということにハードルを感じる」という声をいただきました。
プロアクションカフェ自体は、20分×3ラウンドの話し合いの方法なので、サポーターの役割は「オーナーの話を聞く」「質問をする」「初見で聞いてみた感触を伝える」になります。
もちろんプラスαでサポートできることがある人は、それも良いですが、何かまだ形になっていない(もしくは形になっているように見えても、迷いつつ進んでいる) 状態の時には「話を聞く」ことが最大のサポートなんです。
なので、専門性がある、ないではなく「この人のことを応援したいな」という直感でOK。 9月22日に主催者の私たちと今回オーナーに手を挙げてくれた人と説明会を実施してみました。
ぜひ、今取り組みたいことがある方へ「話をきく」というサポートをしてあげてください。
今、必要なのは前例がないことにトライする力
今のような変化の真っ只中の時期に大切なのは、前例がないことを積極的にトライ、経験してみようという力だと考えています。 オンラインのイベントやワークショップは現在、いろんな形式、方法を試している段階だと思っていて、私自身も今回やったことがない形式にトライをするところ。 そして今回、オーナーとして手を挙げてくれた人たちも自分にとって、前例がないことへのチャレンジをしています。
最初にも書いたとおり、ゆくゆくはオンライン上で離れた場所にいる人の取り組みを応援し合う仕組みが作れたらいいのになぁと思っています。 その始まり、「まだ名もない」段階の曖昧さを一緒に形作っていきませんか?
関心を持ってくださった方と、10月24日一緒にお話しできるのを楽しみにしています!